徒歩圏の壁の向こうプライスレスの価値
価格の問題以外に大事なものがある。駅の近くは容積率も高く、いつ5階建てのマンションが隣に建っても不思議ではない。鎌倉の場合、駅から離れた山の近く(谷戸という)はたいてい風致地区に指定され、8〜10mと3階建てまでの建築しかできない。それだけ住環境が守られる可能性も高いし、当然山に近く自然に恵まれた環境が手に入る。40坪で探していた人も50坪くらいの土地が買える可能性があるのが非徒歩圏の物件だ。谷戸などはもれなく山が付いているなんて物件も多数ある。家から見える山並み、近隣の屋敷の植栽の緑、谷戸の気候、動植物との出会い。さらに、谷戸の路はたいてい行き止りなので地域の住民はすぐ顔見知りになり良好なコミュニティーが形成される。こうした価値は、金に換えられない価値として見直すことが21世紀の住まいの価値観なのである。
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